国際放送・自由バーラジアの声(The Voice of Free Barrasia)

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SFDC、大統領制への移行を含む民主化プロセスを近く議決か(V.C.33年7月第726期)

SFDC、大統領制への移行を含む民主化プロセスを近く議決か

国家自由発展評議会(SFDC)に近い消息筋は、SFDCが大統領制への政体移行などを含む民主化プロセスを近く議決する見通しであることを明らかにした。昨今、人民民主連盟(PLD)などの民主化勢力の台頭が著しく、一部地方ではSFDCの支配が及ばない事態にまで発展している。SFDCは、自らが主導する形で民主化を推し進めることにより、政治の停滞と混乱の解消を模索している。

FZ-2EBを国内の生産ラインに―国防相ら意欲示す


(写真=FZ-2EB。昨日報道機関向けに飛行訓練を公開した)

防大臣や空軍参謀などの複数の当局者は、産業振興と技術基盤の維持に資するとして、FZ-2EBの国内生産に意欲を示している。FZ-2EBは神州の次世代多用途戦闘機FZ-2“維寿”のバーラジア空軍向け輸出型。既に20機がディエンカイ空軍基地に実戦配備され、首都防空の任に就いている。また、FZ-2に関しては国内生産化と同時に島嶼部の空軍基地にも配備を拡大する計画があり、我が国周辺のチュオアンサ海一帯の制空権を強化する狙いもあるものと見られる。

NFP副長官の公用車に小型爆弾

国家野戦警察軍(NFP)のズォン・バン・チュー副長官の公用車が、NFPサイフォン基地内で爆発炎上する騒ぎがあった。ズォン副長官はサイフォン省山岳地帯における麻薬栽培取締を視察すべくヘリコプターに搭乗していた最中で無事だった。
NFPによると、爆発したのは公用車のボンネット内に取り付けられた手製の小型爆弾で、携帯電話からの遠隔操作によって起爆したものと見られる。NFPはサイフォン省一帯で暗躍する麻薬密売組織か反政府勢力による犯行と見て捜査を進めている。