国際放送・自由バーラジアの声(The Voice of Free Barrasia)

自由バーラジアの声(VOFB)は、バーラジア共和国政府が出資する国際放送です

総選挙 自由連合が大勝 ゴ・ディン・スー政権の基盤確実に

総選挙 自由連合が大勝 ゴ・ディン・スー政権の基盤確実に

 制憲議会は新憲法の規定に従って公職選挙法を制定・公布し、これを受けて総選挙が実施された。一院制の国民議会と4つの省の地方議会の議員を選ぶ選挙が同時に行われ、ゴ・ディン・スー行政院総理が代表を務める自由連合が何れにおいても単独過半数を確保するに十分な得票で大勝、現政権の基盤を確実なものとした。

国民議会の5分の1議席に国民軍特別枠 PLDは選挙ボイコット
 今般の総選挙では国民議会の5分の1議席について国民軍特別枠が設けられ、国民軍内の互選によって議員が選出された。「独自の議会制民主主義を推進する為に必要な措置として、国民軍の政治における限定的発言権を認める」とする公職選挙法の規定に拠るものだが、これまでより急進的な民主化政策を主張してきた社会主義系の人民民主連盟は(PLD)は、これを選挙制度上の重大な不備として反発し選挙をボイコットした。

バーラジアにおける議会制民主主義の黎明
 バーラジアにおける議会制民主主義は、今まさに黄金に輝く黎明を迎えた。しかし、その完全なる受容は決して容易ではない。従来からの政治的・歴史的・文化的風土と調和しつつ涵養させなければならないものであり、国民議会における国民軍特別枠の創設もその一環だ。バーラジアは軍民協同の独自の議会制民主主義を掲げ、今後も自由と正義を基調とする自らの信念と共に邁進する。
 

ニュースヘッドライン

[社会]A.E.80年までに国民総背番号制 全国民に個別識別番号を発行
[文化]文教省 浮屠教寺院の維持修繕に助成金支出へ 旧王朝文化の再評価進む

自由バーラジアの声(VOFB)は、バーラジア共和国の国際放送です。短波放送とWEB電子版でディエンカイからお届けしています/復興歴76年第124期