国際放送・自由バーラジアの声(The Voice of Free Barrasia)

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【外務省報道官記者会見】反体制派逮捕に対する諸外国の非難を断固拒絶〈V.C.32年1月春季24期〉

V.C.32年1月第23期、警察軍(国家憲兵隊)が反体制派を大量逮捕したと発表し、クラトニアのウォルターコート通信は「バーラジアに民主主義はない」と報じたが、これについてコメントは。

 今回、警察軍が大量逮捕に踏み切った反体制派は、反バーラジア分裂活動を推し進め、我が国の公序良俗と安寧秩序を脅かした国賊である。危険分子を適切に処理する事は、国際的に当然に認められるべき我が国の国内における警察権の行使であり、これに対する諸外国の非難は断固として拒絶する。フェイルディラシアの偽善主義的メディアが行うフェイルディラシア製の自由と民主主義の輸出は、我が国にとって有害である。

ウィルバーのニューオルタルズ・タイムズは「聖職者・弁護士等も逮捕か」と報じ、我が国の人権問題に懸念を表明している。実際、今回逮捕された反体制派の中に聖職者や弁護士は含まれているのか。

 本来、海外メディアの報道に逐一反応する事は本意では無いが、国家憲兵隊からは総逮捕者347名の中に僧侶や弁護士を名乗る者も含まれていると報告を受けた。しかし、これらの地位などはどうでも良い事だ。一切の身分・地位に関わらず、今回逮捕された者は全て反体制派であり、反バーラジア分裂派であり、国賊である。尚、総逮捕者のうち、刑事拘留は113名、起訴処分は188名であり、何れの場合においても国内法に則った適切な処遇を受ける。