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BDF計画試作機が初飛行〈ヴァレフォール暦32年3月107期〉

BDF計画試作機が初飛行 量産体制への移行目前か


(写真=初飛行したBDF計画試作第1号機 バーラジア国営テレビ/BSTVニュースより)
 我が国の軍備拡張政策の要である国産デュアルロール機開発のBDF計画であるが、このほど、試作第1号機BDF-1PAがディエンカイ空軍基地において初飛行し、その模様が内外のメディアに公開された。
 機体左右に配置されたエアインテーク(空気取り入れ口)と機首の大きなレドーム、双発エンジンが特徴的な本機は、ウィルバーのWF-4や共産圏で主力となっているSilev-91と比較すると運動性能では劣るものの、有視界外(BVR)の対空戦闘能力や旧北武重工製の機首搭載レーダが持つ低高度の目標を捕捉し攻撃するルックダウン/シュートダウン能力などで大きなアドバンテージを持つ。また、優れた経済性も本機の大きな魅力である。機体設計がヤードゴニエ・Rev設計局の旧式機をコピーしたBF-7ドンザン(Dong Giang)の拡大改良で、機体構造が単純であるのに加え、開発費を最低限に抑えられたのがその大きな理由だ。
 試作1号機BDF-1PAは空軍実験飛行団に配備され、機体の耐久試験やレーダー、ミサイルの運用試験などに臨む。BDF計画機の開発部門であるヴィンホア航空廠(VAF)の広報は「問題がなければ半年以内に量産体制へ移行する」としている。

ヴィンホア近郊に複合カジノ・リゾート 期待される外貨収入


(写真=ヴィンホア近郊の開発特区にオープンした複合カジノ・リゾート)
 ヴィンホア市近郊の開発特区に国営カジノや高級ホテルなどを集約した複合カジノ・リゾートがオープンし、外国人観光客らの来訪による外貨収入に期待が寄せられている。この開発特区内では従来外国人に義務付けられていた外貨の兌換ロンとの交換が免除され、自由に自国の通貨を利用することが出来る。また、外国企業についても、ホテルや飲食などの業種に限り税制面での優遇がある。現在我が国のGDPは28ヵ国中21位と低水準であり、この複合カジノ・リゾートのオープンは低迷する我が国の経済にとって大きな切り札となるだろう。
 

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