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ライホア級潜水艦のキーファルン領海航行 「技術的トラブルによる偶発的事故」と外務省声明<V.C.32年12月478期>

ライホア級潜水艦のキーファルン領海航行 「技術的トラブルによる偶発的事故」と外務省声明

 
(写真=母港のフークアン基地に向けて浮上航行する021型潜水艦ライホア1号)
 12月477期から478期にかけて、第3艦隊所属の021G型潜水艦ライホア(莱和)1号と同2号(いずれもディーゼル推進、基準排水量2300トン)がキーファルン公国の領海を無通告で潜没航行していたことが国民軍総参謀部の発表によって明らかとなった。これについて外務省のバー・ウォン・ラム報道官は「両艦は訓練航海中、技術的トラブルにより一時誤ってキーファルン領海に入ったが、その後直ちに針路を変え母港に帰港したとの報告を受けている。本件は偶発的な事故に過ぎず、軍当局による両艦長への聴取により既に適切な解決を見た」との声明を発表した。
 同国を巡ってはクラトニア海軍の寄港問題に我が国をはじめSCO(尚海協力機構)が強い懸念を示しているが、報道官はその様な情勢との関連性について「偶発的事故であり、何ら意図は存在しない」と否定した。

旧分裂勢力首魁らに判決 グエン・チー・ニョに無期の自邸軟禁刑

 ディエンカイ郊外のイエットー刑務所内に設置された特別法廷は477期、「バーラジア民主共和国」を自称、祖国分断の悲劇を招いたとして国家反逆罪に問われていた旧分裂勢力の首魁らに判決を言い渡した。「バーラジア民主共和国」において全国家主席の地位にあったグエン・チー・ニョには、サイフォン市内にある自邸での無期軟禁刑が、また閣僚級の被告ら全員に労働強化刑を含む実刑判決が下された。
 刑務所周辺を治安当局が厳重に封鎖する中、裁判は各国大使館の外交官や内外の報道陣の傍聴のもと行われ、名実ともに祖国統一が成就したことを印象付けた。