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燃料貯蔵基地で爆弾テロ 新たな反政府勢力台頭の兆候か〈V.C.33年5月650期〉

燃料貯蔵施設で爆弾テロ 新たな反政府勢力台頭の兆候か


(写真=爆発炎上するドンザン省キエ近郊の燃料備蓄基地)

ヴァレフォール暦33年 4月 [ Phase 634 ]
バーラジア共和国(7, 7)の燃料タンクがテロにより壊滅しました。

 4月634期、中西部のドンザン省キエ近郊にある燃料備蓄基地で大規模な爆発があり、付近一帯が壊滅。同基地を管理する政府系企業ディン・フオントゥイ石油天然気の職員ら59名が爆発の巻き添えとなり死亡した。同省の公安当局は、最近存在が確認された反政府勢力「人民民主連盟=PLD」の犯行であると断定し捜査を進めている。
 反政府勢力による政府系企業や警察、軍、官公庁などへの破壊工作は昨今増加している。この背景には、従来のナムキ族分裂派に加え、旧北バーラジア残党を糾合し急進的民主化を標榜するPLDなど新たな反政府勢力の台頭があるものと見られ、厳格な体制引き締めによる治安の早期回復が喫緊の課題となっている。

国家憲兵隊、国家野戦警察軍に改組 対テロと辺境防衛強化へ


(写真=観閲式で行進する国家野戦警察軍の特殊任務部隊)
 国家自由発展評議会(SFDC)は、昨今のテロの頻発による治安悪化を受け、内務省傘下の国家憲兵隊を国家野戦警察軍(CSDC/NFP)に改組することを議決した。ナムキ族分裂派が分離独立を主張する南西部などの辺境防衛や対テロ対策の強化を図る。また、これにより国民軍の2個歩兵師団がNFPに移管される。

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